新大阪駅の禁煙化や学会の取組みで禁煙治療薬が普及

日本禁煙学会でも禁煙に対する重要性の認識が普及されており、たばこによる健康被害が大きいことが知られています。
禁煙学会をはじめとして、喫煙と生活習慣病の関連性が高いことが証明されており、がんや呼吸器疾患などの病気のリスクが高まることがわかっています。
禁煙学会は各地で治療セミナーなどを実施して、禁煙治療の大切さの認識を広める活動を行っています。
鉄道や駅などでも禁煙化が進んでおり、JR新大阪駅ではホームの全面が禁煙化されています。
新大阪駅のコンコースに禁煙場を設置することによって、ホームの禁煙化を行って、ホーム上にある喫煙コーナーは廃止されます。
ホームの喫煙所は従来までは新大阪駅に8か所ありましたが、喫煙ルームが新設されることになります。
このように社会的に禁煙化が進んでいる中で、医療機関では禁煙治療が受けられるようになっています。
医療機関で多く行われている禁煙治療は、チャンピックスという禁煙治療薬を用いる方法となっています。
ニコチンが含まれている製剤を使用する治療では、少しずつニコチンの摂取量を減らしていくことを身体に慣れさせて、たばこを止める方法となっていましたが、効果が低いとされていました。
ニコチンを摂取する治療と比較したときに、禁煙治療薬のチャンピックスを服用する方法では高い効果があるとされています。
チャンピックスの成分は、脳内のニコチン受容体と結合するので、適量の神経伝達物質であるドーパミンを放出します。
それによって、たばこへの切望感やニコチン不足から引き起こされる離脱症状を緩和させることが可能になります。
禁煙治療薬のチャンピックスが先にニコチン受容体と結合しているために、喫煙をしても満足感が低くなる効果があり、禁煙の成功率を高められる方法として知られています。